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2009年 01月 14日
ニュージーランド紀行(4) ミルフォードサウンドへの道-3 ミルフォードへ
フィヨルドランド国立公園入り口の町テアナウで約30分休憩の後、バスはテアナウ - ミルフォードハイウェイへと入りミルフォードサウンドへと向かいます。ミルフォードサウンドまでは約2時間半の道のり、途中何カ所か景色の良い所で写真タイムとして10分程度の短い休憩をとりながら進んで行きます。

テアナウからテアナウダウンまでバスはテアナウ湖に沿って約30分北上します。途中バスの中からテアナウ湖が良く見える場所で何枚か撮りました。そのうちの一枚です。
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さて、ここでテアナウダウンからミルフォードサウンドへの地図を再掲します。
写真タイムでバスが停車するのは、エグリントンバレー、ミラー湖、ノブスフラットとモンキークリークそれにホーマートンネル入り口前の5カ所です。
 注記:下の地図には間違いがあるようです。ノブスフラットとホーマートンネルの中間には、実際には2つの湖があります。どうも南側のガン湖とその北側にあるファーガス湖が、一つのつながった湖(ガン湖)になっているようです。実際のガン湖の大きさは地図の2/3位でそこにファーガス湖との境の陸地があります。ガン湖東岸を走るハイウェイはファーガス湖との境の陸地を通り、ファーガス湖西岸を北上しています。この地図 ニュージーランドで買ったのですが、何故???
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テアナウダウンを通過し暫くすると、バス進行方向左手にテアナウ湖へ注ぐ、下の写真手前に写っている、エグリントン川が見えてきます。
写真正面の山に三角形の薄茶色の岩肌が露出した傷跡のようなものが見えます。これは、山を覆う森林の木が雪崩をおこして落下した跡です。
ニュージーランドの山はどこも土のない岩山でそこに生えた苔の上で木が育ち互いに根を絡み合わせて岩肌の上に森林をつくっているのだそうで、なにかの拍子に一本の木が岩肌から剥がれると、支えを失った木が次から次へと剥がれて、木の雪崩”ウッドアバランチェ”が発生するのだそうです。
ウッドアバランチェは小規模なものから大規模なものまでしょっちゅう発生し、その跡が山のあちこちに残っています。
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テアナウから約35分、黄色の文字でフィヨルドランド国立公園と書かれたそれほど大きくない濃い緑色の看板を通り過ぎフィヨルドランド国立公園に入ります。直ぐに道路は巨大なブナの林を通過して行きます。肉眼では大きなブナの木がちゃんと見えるのですが、写真では流れてしまって???です(汗)。
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フィヨルドランド国立公園入り口から約3分、最初の写真ポイント エグリントンバレーです。エグリントンバレーは氷河が削った写真奥に見えるU字形の谷で、そこまで広がる平地は氷河が削り運んだ岩石が堆積して出来たそうです。
この場所では平原を掘り下げてミルフォードハイウェイをつくったので、氷河が残した堆積物が道路の両側に露出しており、右下の砂利のようなものがその堆積物で、人の頭程の岩から丸や角のある砂利、土のような細かいものまで色々です。バスの中からなので窓の反射が写り込んで、ちょっと見にくいですね。 スミマセン
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1番目写真ポイントを出発してたったの2分、2番目の写真ポイント ミラー湖に到着です。ここでは、バスを一旦降りハイウェイ沿いに出来ている約100m程の遊歩道をミラー湖に沿って歩きます。写真タイムは約10分、下の5枚がその時に撮ったものです。
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上の写真手前がミラー湖、奥の山並みはアール山脈です。立派な木道の上を歩きます。
下は定番の一枚、水面に映った字がちゃんと読めるように逆さまに書かれたミラー湖の看板です。
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ミラー湖から約7分 4番目の写真ポイント ノブスフラットにつきます、ここがミルフォードサウンドまでの最後のトイレ休憩です。
下の2枚はノブスフラットの景色で、名前通り、氷河が運んできた堆積物で広い平原が形作られ、あちらこちらにブナの林が点在しています。下の写真手前を流れているのがエグリントン川、奥はアール山脈です。
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上の写真手前に茶色の枯れたような草が見えます。この草の名前はタソック、ニュージーランド固有種で枯れているわけでは無く、葉っぱが茶色の草なんです。草の向こうの道はミルフォードハイウェイ、この道を右手の方向に向かいます。

ノブスフラットから約10分、ミルフォードハイウェイはガン湖の右岸を通ります。湖が見え始めるとそれまで100km程の速度がとたんにゆっくりに。写真が撮れるようにとの運転手さんの粋な計らいです。もちろん左座席の私はこれでもかと言うくらいガンガンシャッターをきりましたが、同じようなカットばかりでした。下の2枚がガン湖です。
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約2分間程ゆっくりと走った後、バスは又猛烈な速度でブナ林を走り抜け始めました。
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10分余り爆走の後、再びゆっくり運転です。今度は左手に小さいながら美しい滝(下の写真)が現れました。左側座席の人は一斉にカメラのシャッターを切っています。
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多分この辺りでディバイドと呼ばれるニュージーランド南島西岸を南北に走る南アルプス山脈を東から西に通り抜けたのではないかと思います。タスマン海から押し寄せる雲が南アルプスにぶつかり多量の雨を降らせるので、西側は多雨で東側は乾燥した気候になるのだそうです。

テアナウ出発から2時間20分、バスは西へと進路を取り4番目の写真ポイント モンキークリークに到着しました。この川の水を飲むと5年寿命が伸びるそうですが、天の邪鬼な私は川には見向きもせずせっせと周りの山をカメラにおさめました。
ニュージーランドには野生の猿は無論のこと人間が持ち込むまで哺乳類は一切棲んでいませんでした。じゃあ何故ここを流れる川の名前がモンキークリークなんでしょうか? ガイドさんの話に依れば、この川で流されてしまった犬の名前なんだそうです。正面の雪を被った三角の山はクロスカット山です。
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モンキークリークから18分、ミルフォードサウンドまでは残り25分、周りをU字形に囲まれた谷に到着、ここが5番目の写真ポイントです。
この谷の名前でしょうか、ガイドさんが盛んにカスケーズと言っていましたが、雨の時期には周りを囲む絶壁から無数の滝が勢いよく流れ落ちその有様は正に壮観なのだそうです。
残念なことに、ここ暫く雨が降らなかったようで、急峻な斜面を僅かにしたたり落ちて濡らす水があるだけで、滝は一本たりとも見えませんでした。
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カスケーズ谷を出発し、ニュージーランドに10数カ所しかないと言う自動車トンネルの一つホーマートンネルへと向かいつづら折りの道を下って行きます。
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上の写真は木雪崩・ウッドアバランチェの跡です。ホーマートンネルを抜け、ミルフォードサウンド側に出て10分くらいはしった付近にありました。進行方向右手の山で発生し、道路を横切って写真に写っている道路左側まで達した木雪崩で、比較的新しいものだそうです。こんな木雪崩にあったらバスでもひとたまりもないでしょうが、この時事故は無かったそうです。

もう一息でミルフォードサウンドです。写真の奥に写っている山の右手にミルフォードサウンドがあるはずです。嬉しいことに空は晴れています。
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そして、ミルフォードサウンドのバスターミナルへ着きました。テアナウを出発して2時間40分、クイーンズタウンから6時間の旅でした。

おまけの一枚はマウントクックリリーです。モンキークリークの駐車場脇に咲いていました。
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写真はおまけがシグマ18-200mm/F3.5-6.3、あとは全部D700と24-85/F3.5-4.5。
アルバム帳ミルフォードサウンドでミルフォードサウンドクルージングの殆どの写真をアップしましたが、次回はミルフォードサウンドの予定です。こちらでは、残りの写真をアップします。(一部アルバムの写真も使うかも知れません。)
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by yama_bohshi | 2009-01-14 17:30 | ニュージーランド紀行


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